桶狭間武将三路

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- 名古屋市緑区桶狭間 304
市バス 桶狭間寺前
市バス桶狭間寺前停留所より、約 200m、大池東堤防沿い。
4 5 ・ 5
桶狭間古戦場公園から南へ進むと、大池の東側の道路わきに小さ な草むらがあります。義元の家臣瀬名氏俊が、先発隊として 5 月 17 日にこの地に着陣し、翌日おけはざま山に本陣を設営しました。昔 は竹林の台地で、地元ではセナ藪とかセンナ藪とかいわれていまし た。氏俊は後に武田氏に仕えました。跡地の西には鞍流瀬川が流れ 季節になるとホタルが飛び交い、村人はこのホタルは戦死者の亡霊 と言い捕えることはありませんでした。なかには西の方(京都)へ 飛んで行くといわれていました。現在は暗渠で道路となっています。
名古屋市緑区桶狭間 1513 市バス 桶狭間寺前
市バス桶狭間寺前バス停 JA みどり前にあり。 所在地 最寄駅
所在地
義 信元 長路
最寄駅
瀬名氏俊陣地跡
義元路 4
せ
な
うじ
とし
じん
ち
あと
戦評の松
せん ぴょう まつ
昭和初期の戦評の松
義元路 5
大池の西側にあります。瀬名氏俊が、本陣を設営した後、この松 の下で軍議を開いたと言うことから、戦評の松といわれています。 初代の松は樹齢 400 年を超えて、直径 1 m以上の素晴らしい松でし たが、昭和 34 年(1959)の伊勢湾台風で枯れてしまいました。現 在のものは 3 代目です。敷地内には、明治以降に御料地の払い下げ をうけて、農地を開墾した記念の碑も建っています。 またこの松には、旧暦 5 月 19 日に白馬に跨った今川義元の亡霊が 出たという伝説もあります。
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