おけはざまの歴史

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- 16. 戦いの始まり
暴風雨による今川軍の混乱
今川軍は、おけはざま山の中腹標高約 50m の本陣に約 1,500 名がいました。手には 5m の 先に鋭利な槍が光り、身には鎧・兜を着け腰には刀を差している為、雷の絶好な標的となって いましたので、雷から身を守るため武器を手から放し、木陰に避難していました。信長軍はお けはざま山より 800m 位の北にある武路の山陰の低地(釜ケ谷)に、身をひそめ大暴風雨をし のぎ、 雷が遠くなり雨の少なくなった時、 すかさず今川軍本隊の右翼の陣へ突撃を開始しました。 一方、突然の攻撃にあい今川軍は仰天し、ほとんどのものが戦意を失い逃げる有様でした。
ぎょうてん せ ん い う よ く た け じ やまかげ か ま が た に だいぼうふうう はな こ か げ え い り やり よろい かぶと
ちゅうふくひょうこう
戦いの準備ができていないまま突然の攻撃されたわん
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